たいていどこの国でも、国を呼び出すまでの番号は電話の後ろか横の壁に提示してあると思います。
しばらくすると、直接日本の懐かしい呼び出し音になります。
海を越える通話だなんてすごい!電話口に家族が出たら、冒頭の台詞を!この程度なら、毎日かけても、たかが知れています。
次にすすめたいのが、国際電子郵便(インテルポスト)という、郵便とファクシミリ電送を組み合わせたものです。
これは、今現在、最も速い国際郵便システムです。
先方と自分の側にファクシミリがない場合で、タイムリーな手紙や原稿を送りたいときに、ピッタリです。
日本からの手紙を現地で受け取りたい場合も、ホテルを定めてから手紙を送ってもらっても、間に合うでしょう。
日本からの送付方法を整理してみると、まず、A4サイズの紙に文章を書き、送付先の住所を持って最寄りの郵便局へ行きます。
その局から東京の国際郵便局にFAXが流され、相手国の国際郵便局にFAX。
さらに宛先住所の配達局にFAXされて、指定住所まで速達で配達してくれるというわけです。
このシステムは、ヨーロッパのほとんどと、アメリカ、アジアなど四十二力国で可能です。
ニューヨーク、ロンドン、パリなどでは、即日配達が可能の場合もあるとか。
費用は一枚千百円から。
本当に、地球が狭くなってきましたね。
街歩き、方向音痴なんか怖くない。
良い地図と磁石持参で、現地の人複数に確認して歩くロ方向音痴が悩みです。
旅先で、もし危険な方向に歩いてしまったら、と思うと、不安です。
街歩きのコツはあるのですか?
随分前のことになりますが、母を連れて、メキシコのユカタン半島のメリダという町にバスで着き、宿を定め、よせばいいのに、炎天下、街歩きにでかけました。
この町は、碁盤の目のように単純な道で、どの道の名も、「I后」と数字だけが書かれています。
だからちょっと油断したのかもしれません。
地図を持っていれば、私は滅多に方向を間違うことはないのですが、この時は、自信を持って反対方向に歩いて、およそ三十分。
ニキロぐらい行って、おかしい!と気がついたのです。
母から責められるし、猛暑だし、ついていませんでした。
知らない街歩きの場合、なんといっても大切なのが、良い地図を持っていることではないでしょうか。
日本からのガイドブックや地図は、日本語で書いてあるから、嬉しさ百倍ですが、現地では役立たないことが多い。
発音が違うし、道がすべて載っておらず、カットされているのです。
これでは路頭に迷ってもしかたがない。
だからちょっと不安でも、現地で、すべての道が載っている現地語の正確な地図を手に入れることをおすすめします。
地図を手に入れたら、目印に手早くマークをつけてしまいましょう。
目印とは、その街のどこからでも見える高いビルや駅。
ニューヨークなら、エンパイアステートビルやパンナムビル、ダウンタウンにある二本ののっぽタワー、ワールドトレードセンターなど。
それに、センラルパークのような緑地やワシントン広場のアーチなど、特色のある場所もマークしておくとよいのです。
方向がわからなくなる時は、たいてい、地下鉄を降りて、地上へ出た瞬間ではないでしょうか。
「あれ、どちら方向なのだろう?
ここはどこ?」
路上に出たらまず落ち着きます。
小さく折った地図の必要な箇所だけを開き、素早く縦横の道の名前を確認し、その方向に合わせて、地図を持ち直します。
そして、裏付けとして、目印のビルが実際と地図の上と方向が一致しているか、チェックします。
「××は、こっちの方向ですか?」
と、近くを歩いている人に確認するのもいいですし磁石を併用すれば、さらに安心。
より確実な歩き方ができるのではないでしょうか。
旅先では汚れ物をためない下着と靴下はその日のうちに洗濯!旅先での洗濯のしかたを教えてください。
それにより、持っていく服の数など変わってきますよね。
旅をしながら、その国の洗濯物の干し方を見ると楽しいですよ。
香港の、古い雑居ビルの窓々から突き出ている物干しざお、あれは、ビルにちゃんと突き刺す筒のようなのが作られていて、狭い住宅事情でいかにたくさんの洗濯物を干すか、知恵をしばった結果のようです。
イタリアのソレントでは、家と家の間、中庭に紐をわたして、万国旗のように洗濯物が干されていました。
通りがかりの人に平気でカラフルパンツを見せるイタリア人は、あけっぴろげな性格?
こんなことを感じながら旅するのも楽しいのでは?
さて、旅行用品売り場をのぞいてみると、紙製の下着、洗濯ロープ、折りたたみ式ハンガー、一回分ずつに分けられた洗剤など、ハンディなものがたくさん売られています。
でも旅先での服や下着は、同行する旅仲間のようなもの。
買い揃えるのではなく、使い慣れた、着るとホッとするものを家のダンスの中から選びたいですね。
少なめに持っていき、たりない時などは、現地で買うといいでしょう。
宿にチェックインしたら、部屋をキョロキョロと見まわして、洗濯物干し場を探します。
たいてい、バスルームの金棒や、部屋の窓際の暖房の上が洗濯物を乾かすのに好都合です。
シャワーを浴びると同時に、下着やブラウス、靴下などもまめに洗濯し、洗濯物をためないようにすること。
手洗いなら、洗剤がなくても、ホテルについているせっけんで十分だと思います。
洗った後、バスタオルで挟んでパンパンとたたき水気を取ると、早く乾きます。
欧米の下宿屋、アパートメントホテル、YWCAなどには、建物の何階かにたいてい洗濯室があり、コインランドリー、アイロン、アイロン台などが完備されています。
こういう宿に泊まったら、ジーンズや上着などを洗濯するチャンス。
使うコインの種類をその場にいる人に教えてもらい、フロントで両替し、袋に洗濯物を入れて、待ち時間に読む本などもかかえて洗濯室へ直行。
洗剤の自動販売機もあります。
ところで、私は、シドニーのYWCAの洗濯室などを探訪中、何気なく、非常口のドアを押してしまい、階段の側に出た途端、ドアが内側からロック。
やむなく、七階から一階まで、洗濯物をかかえて、暗い非常階段を一気に駆け降り、やっと外へ出られた冷や汗経験があります。
気をつけて!夜行列車やバスの旅は、疲れるけれど、飛行機旅行よりもはるかにおもしろい夜行列車や長距離バスの旅を安全快適に過ごすには、どうしたらいいでしょうか。
アメリカから国境を越え、メキシコの長距離バスに乗ってメキシコシティを目指したことがあります。
これが私にとって過去最長の夜行バスの旅でした。
ドライバーが四〜五時間ずつ交替で運転し、くねくねした道を百キロ以上の猛スピードで走り、フロントガラスに蛾をはじめとする昆虫がバシバシ叩き付けられ、前方が見えなくなるほど。
非番のドライバーは一番前の座席で仮眠。
目を覚ますと、交替してひた走る。
メキシコシティまでは、確か四十時開かかったと思います。
このバス旅行では、暇をもてあました非番のドライバーが、初歩のスペイン語を教えてくれたり、途中の村で、都子の実を買ってくれたり。
飛行機旅行では味わえない、土地っ子とのふれ合いがありました。
しかし、メキシコシティに着いた時は、さすがの私もヘトヘト。
数日間は、旅する意欲が出なかったほどでした。
でもこの地球上、一生に一度は経験してみたい夜行の旅が、たくさんあると思います。


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